風評リスク(炎上)について
新年あけましておめでとうございます。
日本総険トラストテクノロジーズの尾田でございます。
昨年度は大変お世話になりました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて前回、私が担当した時は「風評リスクの備え。レピュテーション費用保険」についてお話させていただきましたがいかがでしょうか??
今回は前回お話させていただいた【風評リスク・風評被害】についてもう少し掘り下げてお話しさせていただければと思います。
今の時代はインターネットやSNS 等が欠かせない時代です。凄く便利な分、誹謗中傷といった「風評被害」もかなり多く見かけます。
他人ごとだと思っていても、いつ何時、自分が勤めている会社や店舗がネット上や口コミなどの掲示板で炎上し、結果的に従業員の退職・売上低下による経営悪化等の事態が発生するかもしれません・・・。
そもそも「風評被害」と聞くと皆様どのようなものを思い浮かべますか?
1. ネット上のネガティブ情報
・掲示板やSNS で悪評を書き込まれる。検索エンジンの検索結果に自社を誹謗中傷する。
2. マスコミによる編向報道
・事件や事故について、事実を膨らませる。裏取りをせず憶測で記事を書く、編ったフレームで発言を切り取る。
3. 誤解を招く統計データ
・公的機関、専門的機関が発表する定量的・定性的な分析結果により、数値やグラフ、図表、文脈、言葉等によって、読者が誤った認識を持ち、共 有してしまう 。
4. 人の噂
・ひとからひとへと会話によって伝わる 根も葉もない噂 。
皆様が「風評被害とは?」と聞かれて「インターネットの掲示板やSNS の口コミ等で会社・店舗を間接的に被害を与えるもの」 を一番に思い浮かべるかと思います。
実際、特に被害が多いのが「ネット上の誹謗中傷」です。
掲示板やSNS で悪評を書き込まれる。検索エンジンの検索候補に誹謗中傷・ネガティブワードが表示されるなどです。
私が学生時代や転職で求職活動をしていた時期は企業に応募する前にはいったいどのような企業様なのか、ホームページ等を検索し、第三者から見た企業の評判・口コミなどをっかり調べながら就職活動を行っておりました。
色々と調べているうちにA の企業は「従業員同士の関係も良好で無理難題な仕事もなく働きやすいです」といった口コミもありましたが、中にはB の企業は「社員とパートとの扱いの差が酷い」やCの企業は「従業員間の関係が酷い。残業が多くてしんどい」などあまりよろしくない掲示板を見かけました。
私が見つけた会社の評判・掲示板にもし、自分が勤める会社の誹謗中傷の記事を見るたびに予想や妄想だけで投稿されるのは凄く悲しい気持ちになります。
私が就職活動していた時は様々な企業様の情報をインターネット等で調べていました。
すると中には検索エンジンに「株式会社〇〇 パワハラ・ブラック」や「株式会社〇〇 商品がゴミ」など、会社の名前を入力しただけなのに、関連ワードにすぐヒットする企業も出てきました。
皆様もインターネットで検索する際に会社の名前を入力しただけでこういったネガティブワードが関連検索で出てきたのを見たことがあるかと思います。
これも「風評被害」の一つです。
就職活動・転職活動している方だけでなく、他の企業様と取引を始めようとする営業の方や社長様。またモスバーガーやケンタッキーなどのファーストフード店、ホテルや遊園地・レジャー施設を利用しようとする方も一度、ネット上の評判・口コミ等で企業・店舗の情報を集める方も多いと思います。
昔はインターネットやSNS が浸透していなかったので「風評被害対策」のような保険も無かったのですが、今では「風評リスク対応費用保険」を発売する保険会社も増えてきているので、少しでも気になりましたら、いつでも私共にご相談くださいませ。
どうでしたか??
「風評被害」といっても様々な種類があり、奥が深いです。
少しでも皆様のお役に立てれば、幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。
今年も皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。ご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。