GREETING

“ 群盲象を評す ”

本来の意味は「部分的な知識で判断し、他の意見を批判する人々を指し、その空しさを教える言葉」ですが、この言葉は僕にとって、非常にポジティブなものです。初めて聞いたときから今も、その印象は変わっていません。
イメージしたものは文字通り、目の見えない人がたどたどしく、しかし丁寧に象の体を触っているシーンでした。

僕らの会社は、こうでなければいけない。

「目が見えない時、僕はどうするだろう?」と考えたら、まずはおっかなびっくり触るだろうなと思いました。人間の五感の中で頼りになるのは、見ることと触ることです。そして、この触感『手触り』というものが、リスクマネジメントでは重要だと感じています。

僕らにとっての『象』とは、お客様の売上が急に下がったり、経費が急に増えたりする要因、つまりお客様の会社の事業リスクのことです。しかもそれは、お客様の頭の中にあるけれど第三者には見えない、具体化されていないリスクです。

僕らはお客様の会社の人間ではないので、そのままでは見えません。
だから、お客様のリスクを捉えるために、現場へ行き、お客様と話し、商品が売られている店舗に行き、サービスを使ってみて、さらにその先の、実際に商品を使ったお客様の声や、時にはクレームをも聞きに行きます。

このように、お客様の会社のスタッフになったつもりで『手触り』を大切に接すると、商流すなわち、その会社が「どうやって儲かっているのか」がわかり、「どうやったらこの会社の売り上げがなくなってしまうのか」みたいなものが、じんわりと見えてきます。
これが僕の考えている『手触り』です。

そしてもう一つ、僕らが大切にしていることは『群盲』つまり、集団でお客様に触れていくことです。当社の社員がただ1人でお客様と接するのではなく、何人も、5人でも10人でもチームを組んでお客様に『手触り』で接することで、その象の姿はより明確に捉えることができます。
お客様を知らない当社の社員一人ひとりが、しっかりとお客様に触れて、理解したその手触りの情報を共有すること。

“ 群盲象を評す ”
僕らは、見えないからこそ、自分たちの手で触りにいきます。
「これはなんだろう?」と、好奇心と探求心を持って触ることで、それぞれの持っている情報の解像度を上げ、リスクの全体像を描いていきます。

代表取締役 葛石晋三

COMPANY PROFILE

社   名株式会社 日本総険トラストテクノロジーズ(略称:NST)
設   立平成25年(2013年)10月15日
資 本 金2,000万円(当社は日本総険(東証TPM上場)のグループ会社です )
代 表 者 名代表取締役社長 葛石晋三
    取締役 多田晶子
    取締役 辻野誠司
所 在 地本   社 : 香川県高松市サンポート2番1号 高松シンボルタワー 9F
東 京 支 社 : 東京都千代田区内幸町1-3-1幸ビルディング 9F
CSセンター: 香川県丸亀市飯野町東二844-1
関 連 会 社株式会社日本総険(保険仲立人事業:グループ親会社)
株式会社日本総険inカスタマー(保険代理店業務)
業   務保険組成企画業務
 ・保険組成(生命保険・損害保険)の企画
 ・保険の見直し:保険料削減、補償条件見直しの提案
 ・再保険、キャプティブ組成の紹介
保証制度組成業務
リスクデューデリ業務
損害保険の保険金請求事務代行事業
リスクサービス事業
 ・クレーマー応対研修
 ・契約書適正確認、作成代行
 ・反社チェック
 ・ロスプリベンション企業の紹介

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