ハラスメントについて

日毎に春らしくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
3 年前に子供のダブル卒業・入学を終えたと思っていたら、
今年は再度ダブル卒業・入学を迎え月日の早さに驚きと共に、歳も重ねましたが、どうやら脂肪も蓄えたようで、3 年前のスーツが入らないという事実に嘆いている芥でございます(笑)
今年の春は、花より団子ではなく・・桜で心を満たそうと思います(;’∀’)
皆様も桜を楽しめる穏やかな時間を少しでも作り、心のリスクを回避してみてください♪

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さて、本題に入ります!今回のメルマガは最近見たニュースからお送りいたします。先日、某大手企業が「セクハラ 1 回で降格」という記事がございました。
セクハラだけでなく「ハラスメント」に対しても厳しく対処するとの事。
その理由の一つとして、「風通しを良くしなければ競争に負ける」という内容です。これを見て皆様はどのような考えが生まれましたか?
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<ハラスメントのリスクとは・・・>

♦社内の雰囲気が悪化
ハラスメントをされている側だけでなく周りの従業員のモチベーションも低下、業績悪化
♦人材が定着しない 離職率が高くなる
♦損害賠償請求がなされる安全配慮義務違反・・
♦企業のイメージが悪化
企業のイメージが低下・信用リスク等まだまだありますが・・。

<しかし、ハラスメントって・・・?!>

♦結局は個人の感じ方の問題?
♦ハラスメントの境界線は?

って思う事ありませんか?

社会人になり色んな現場を見たり感じたりした中で、前職(ドラックストア)でパートと正社員の中立の立場で相談役を担っている時期がありそういった現場にも立ち会う事が何度もありました。
受け手が、ハラスメントだと滅入っていても相手は、そう思っていない。ハラスメントだと相談しても、会社側は何を考えているかわからない。 最終、受け手がその場を去っていく光景をみてきました。
受け手が去ってしまうと、やれやれ終わった終わった・・かのように何も改善されないまま流れていく会社。

会社にとっても、今後必要であろう人材を離してしまった時、リスクが大きかったのを覚えています。
♦その人を信用して付いてくださった顧客は離れました。
(他の従業員との信頼関係をまた作り上げる作業を顧客側もしなくなる。)
♦売り上げの低下
(その人がいるからここで買うという顧客満足度がなくなってしまった。)
♦メーカー様との信頼関係・・・等々。

人材を離してしまっただけのリスクのようですが、会社からすると顧客をも手放してしまったのです。

冒頭でいくつかのハラスメントリスクを書きましたが、結局のところ・・・大きくまとめると、ハラスメント問題は今や経営リスクに繋がります。

ハラスメント定義は、なかなか難しいと思いますが、法令に定義されたものと会社での定義されたものを改めて、従業員全員が認識しリスクを減らす対策が必要な時代ですね。ハラスメントが大きく注目されているのは、価値観の変化が、時代の変化をもたらしているのかもしれません。

4 月に新入社員を迎える企業様も多いかと思います。
是非、満開の桜と共に満面の笑みで迎え入れてあげてください♪

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<2022 年 4 月全面施行された「パワハラ防止法」の参考サイトです。ご活用ください。>
・厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000611025.pdf

・2022 年 4 月全面施行の「パワハラ防止法」、何が義務化される?
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/solution/mana-biz/2022/03/20224.php
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