エアコンの破損と保険について
皆様、いつも大変お世話になっております。
日本総険トラストテクノロジーズ 尾田でございます。
皆様、2 月の季節はいかがお過ごしですか?
地域によってはまだまだ寒い日が続くようです。
私が住んでいる四国・香川県では、2 月は気温の温度差が激しい季節になってきました。
昨日までは暖かい日だったな。と思っていたら次の日は日中も凍える日もありました。
こんな日が続くと、体調を崩しやすい季節なので体調管理には十分気を付けないと。と改めて感じます・・・
皆様の住んでいる地域はどうでしょうか?お体など崩さぬようお気を付けください。
さて、今回は気温の温度差が激しい季節の中で、私達の生活に必要なエアコンの破損事故についてお話しようと思います。
経年劣化による破損かも?と思っていたがよく調べてみると、経年劣化による破損の原因から、電子的・機械的事故として保険金支払いの対象として事故対応できる可能性もあります。
今年に入ってから、弊社の事故受付担当部署(CS センター)には、エアコン破損の事故報告が増えてまいりました。
冬の寒さの厳しい季節や夏の暑い季節に、部屋を暖かくしたり冷たくしたりすることの出来るエアコンですが、今や私達の生活に欠かせないエアコンが故障してしまうと、かなり困る方も多いと思います。
私が弊社(日本総険トラストテクノロジーズ)に入社する前は、父が自営業を営んでおりますので、その助手(手伝い)として勤務しておりました。
主に、空調・配管工事事業として、建設中の建物(一軒家やマンション・公共施設や工場・オフィスビル等・・・)にエアコンや換気扇などの空調設備を設置したり、故障してしまったエアコン等を修理したり新品に取り換え工事等を行っておりました。
実際に現場に入っていた時、エアコンを修理していた際によく見かけていた事故があります。
【主なエアコン破損事故】
〇基盤などの電子部品の不具合〇冷媒系統の不具合
〇ドレンまわりの不具合
〇機器からの異音
細かく分類すると数が多くなりますが、当時の仕事仲間に聞いてみてもエアコンの故障原因は上記の 4 つが多いです。
実際に私が所属しているCSセンターの事故のご相談も上記の分類に当てはまる事故報告が多いです。
【事故原因詳細】
〇基盤などの電子部品の不具合
経年劣化によるものが多いですが、中には、初期不良や漏電などによるものも含まれます。室外機側の故障が圧倒的に多く、室内機側で不具合が起こる場合は、初期不良や洗浄・清掃時の過失によって引き起こされることが多いようです。
〇冷媒系統の不具合
冷媒系統はエアコンの核になる部分なので、ここに不具合・破損が生じると部屋が冷えない・温まらないなどの問題が発生します。
配管の接続不良や接続部の破損によるガス漏れ等が原因です。
〇ドレンまわりの不具合
室内機からの水漏れに代表されるドレンまわりの故障です。
エアコンは熱交換を行うことで冷暖を行っている為、必ず結露水が発生しますが、ドレンホース等がつまり、排水が上手くいかないと故障の原因になります。
〇機器からの異音
内部の部品が破損してあたっているような硬い音や、なんだかいつもより苦しそうにファンが回っているような音など、分かりやすく不調を訴えているような音。
エアコンによる破損は経年劣化によるものや、日々定期的に清掃・メンテナンスをしていないがために破損するというものが多めです。こういった原因は保険の対象には難しい事案となってしまいます。
逆にいえば、日々定期的に清掃・メンテナンスをしっかり行っていれば、エアコンの故障を未然に防ぐことができます。フィルターを掃除する・エアコンや室外機の周りについているホコリやゴミ等を除去するだけでもだいぶ変わりますので、10 分程度の簡単な清掃をするといいかなと思います。
経年劣化による破損も多いですが、全てのエアコンが経年劣化やメンテナンス不足による故障が原因ではありません。エアコンには室外機が必須ですので、台風や豪雨・積雪・落雷などによる自然災害が原因でエアコンが破損することもあります。
こういった破損原因は当然、保険金支払いの対象になります!
また、「どうせ経年劣化による故障の可能性が高いから保険は使えないだろうな・・・」と思っていても、弊社に相談して頂ければ、保険金支払いの対象に出来るかもしれませんので、いつでも弊社までご相談をお待ちしております!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
エアコンは私達の日常生活には絶対に欠かせない電化製品の一つですので、破損事故を未然に防ぐためにも、すこしでもお役に立てることが出来れば幸いです!
では、次回もお話しできればと思います。
まだまだ、厳しい寒さが続くと思われますが、体調など崩さぬようご自愛くださいませ。